静脈瘤の血液の逆流は私たちが意識していなくても続きます。特に伏在静脈本幹の弁が具合悪い場合には、約3割の方が6年前後でむくみや皮膚炎を伴うようになることが知られています。
日帰り手術について重要なことは、入院で行う治療と同様のクオリティで行うことと、安心して帰れる体調に整えることです。
現在の下肢静脈瘤治療は9割近くレーザーや高周波を用いて行われています。
皮膚潰瘍を合併する重症な静脈瘤で、不全穿通枝が存在するものでも、レーザーおよび硬化療法で治療出来るのが殆どです。手術はTLAという局所麻酔と終了した後の覚めが早い鎮静剤を使用しています。
足首を動かしたり、ふくらはぎのマッサージ、弾性ストッキングを履いたりして予防しましょう。
詳しくは下肢静脈瘤 予防方法でご紹介してます。
レーザーで灼く血管は逆流している悪い流れです。
悪い流れをなくし、正常な血管に血液をとおすようにするため、脚全体の流れが改善するのです。
手術の後、20〜30分程休んでいただき、歩いて帰ることが出来ます。
弾性ストッキングはむくみやだるさなどの症状を軽減させ、瘤の悪化を防ぐために使用しますが、静脈瘤を治すためのものではありません。
又、内服薬もありません。
静脈瘤を治すためには、レーザー治療、ストリッピング手術、硬化療法など根本的な治療が必要です。
弾性ストッキングの充分な効果を得るために、弾性ストッキングの正しい使い方を理解しましょう。
詳しくは弾性ストッキングページでご紹介してます。
手術の後、安静にしている必要はありません。日常生活は問題ありませんが、
積極的な運動は1〜2週間して様子を見ながら始められることをおすすめしています。
見た目がきれいでも、静脈の逆流がないことを確認するまでは自己判断で中止せず、通院されることをおすすめしています。
手術後は翌日からはシャワーを浴びれますが、湯船には入れません。
約1週間後の受診時、創の様子を診て問題なければその翌日から湯船に入れます。
下肢静脈瘤専用 初診Web予約、オンライン診療 Web予約、お電話(診療時間内:042-589-3030)および電話予約専用ダイヤル(24時間受付:042-582-3085)にて承っております。
日曜日は初診の方のみ下肢静脈瘤外来を完全予約制(受付時間 9:00~11:00)で診療しています。
※平日・土曜日は通常通り診療を行っております。
※オンライン診察に詳細はオンライン診察ページでもご案内しています。
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